
STARTO ENTERTAINMENTが新たに始める「エスドラ」という縦型ショートドラマプロジェクト。第1弾は堂本光一さんがメインを務める『記憶買収人』で、2026年4月と5月に配信されることが決まりましたよね。でも、なぜ今、STARTOがこの縦型ドラマという新しい分野に参入したのか、気になりませんか?
この記事では、一般的なニュース報道では詳しく触れられていない「参入の背景」や「縦型ドラマという選択の意味」、そして「今後のエンタメ業界への影響」について、現時点で分かっている情報と考えられる理由を整理していきますね。
STARTOの縦型ドラマ「エスドラ」とは何か
まずは基本的な情報から確認していきましょう。
「エスドラ」は、STARTO ENTERTAINMENTが立ち上げた縦型ショートドラマの新プロジェクトなんですね。
この名前は「STARTOのSPECIALなSHORTドラマ」の略とされていて、制作はBABEL LABELが担当し、プロデュースは映画監督の藤井道人さんが務めることが発表されています。
第1弾の作品『記憶買収人』では、DOMOTOの堂本光一さんが主演として登場します。
堂本さんは47歳で、人の記憶を売買する謎の男「クロノ」という役柄を演じるんですね。
この作品は3つのエピソードで構成されていて、Ep1「消えた夜」ではtimelesszの篠塚大輝さんが主演を務め、Ep2「記憶を描く」など、それぞれ異なる視点から物語が描かれる構成になっているようです。
監督を務めるのは米倉強太さんで、映画『キャンドルスティック』で注目を集めた方なんですよね。
配信はエスドラ公式YouTubeチャンネルで、全話無料で視聴できるという点も大きな特徴です。
最初は30分から1時間のフルサイズで配信され、その後ショートサイズに分割される形式が取られるとのこと。
また、公式のX(旧Twitter)、Instagram、TikTok、LINEなど、複数のSNSプラットフォームでも展開される予定で、LINEでは公式キャラクター「エスドラっこ」が登場するそうです。
今後の配信スケジュール
エスドラは『記憶買収人』だけではなく、今後も続々と新作が配信される予定になっています。
- 4月・5月:『記憶買収人』(主演:堂本光一さん)
- 6月:『すべての美しいモンスター』(主演:timelesszの佐藤勝利さん)
- 7月:『恋せよ、御曹司』(主演:A.B.C-Zの橋本良亮さん)
- 8月:『Chat Boy』(主演:Aぇ! groupの正門良規さん)
このように、STARTO所属のアーティストが中心となって、毎月のように新作が配信されていくスケジュールが組まれているんですね。
堂本光一さんのコメントから見える縦型ドラマの特徴
堂本光一さん自身も、縦型ドラマの撮影について興味深いコメントを残しています。
横の画角が狭い分、画を作っていくうえでのシビアさを感じました。スタッフのプロフェッショナルさに勉強になりました。 堂本光一コメント
このコメントからも分かるように、縦型ドラマは従来の横長の映像とは全く異なる制作アプローチが必要なんですよね。
さらに、作品の注目ポイントについても触れています。
ミステリアスで悲しくモヤモヤするストーリー。クロノとは何者かを想像して楽しんでほしい。 堂本光一コメント
物語そのものにも独特の余韻が残る仕掛けがあるようで、視聴者が考えながら楽しめる内容になっているのかもしれませんね。
なぜSTARTOは「縦型ドラマ」という新領域に参入したのか
ここからが本題です。
なぜSTARTO ENTERTAINMENTは、今このタイミングで縦型ショートドラマという新しいジャンルに参入することを決めたのでしょうか。
この点について、公式からは詳しい戦略的な説明はされていませんが、いくつかの理由が考えられます。
若年層へのリーチを強化したい意図
縦型動画は、スマートフォンで視聴することを前提とした形式ですよね。
特にTikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなど、Z世代を中心に若年層が日常的に縦型の短尺動画を視聴する文化が完全に定着しています。
STARTOとしては、従来のテレビドラマや映画だけでは届きにくい若い世代に対して、彼らが普段から慣れ親しんでいる形式でコンテンツを届けたいという狙いがあると考えられます。
実際、エスドラの配信先がYouTubeだけでなく、TikTokやInstagram、LINEといった複数のSNSプラットフォームに展開されることからも、この意図が読み取れますよね。
グローバル市場を見据えた戦略
縦型ショートドラマは、実は中国や韓国では既に大きな市場を形成しているジャンルなんですね。
特に中国では「短劇(ドゥアンジュー)」と呼ばれる縦型ショートドラマが爆発的に人気を集めていて、数分から十数分の短いエピソードを連続で視聴するスタイルが確立されています。
韓国でも同様のトレンドがあり、若年層を中心に縦型コンテンツの消費が活発になっているんですよね。
STARTO ENTERTAINMENTがこうしたアジア圏での成功事例を参考にしながら、日本でも同様の市場を開拓しようとしている可能性は十分にあると思います。
さらに、縦型という形式は言語や文化の壁を超えやすいという利点もあります。
短いエピソードで視覚的に訴求力のある映像を作ることで、字幕や吹き替えを通じて海外の視聴者にもリーチしやすくなるんですね。
藤井道人プロデューサーの起用が示す本気度
今回のエスドラで注目すべき点の一つが、プロデューサーに藤井道人さんを起用していることなんです。
藤井さんは『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』など、社会派でありながらエンターテインメント性の高い作品を数多く手がけてきた実力派の映画監督ですよね。
そんな藤井さんが縦型ドラマに初挑戦するということ自体が、STARTOがこのプロジェクトに対してかなり本気で取り組んでいることを示していると言えるでしょう。
通常、縦型ショートドラマは低予算で制作されることが多いジャンルなんですが、こうした著名なクリエイターを起用することで、クオリティの高い「縦型ドラマ」という新しいジャンルを確立したいという意図が感じられますよね。
堂本光一さんを第1弾に据えた理由
そして、なぜ第1弾の主演に堂本光一さんが選ばれたのか、という点も興味深いポイントです。
堂本さんは長年にわたってKinKi Kidsとして活動し、現在はDOMOTOとして活動を続けている、STARTO(旧ジャニーズ事務所)の中でも特に実績と知名度のあるアーティストですよね。
新しいプロジェクトの第1弾に堂本さんを起用することで、既存のファン層にしっかりと認知してもらいながら、新しい試みへの信頼感を作り出すという狙いがあると考えられます。
つまり、いきなり若手だけで始めるのではなく、まずはベテランで実績のあるアーティストが先陣を切ることで、「エスドラ」というブランドの信頼性を高める戦略なのかもしれませんね。
その後、6月以降は比較的若い世代のアーティストが続々と主演を務める流れになっていることからも、段階的にターゲットをシフトさせていく意図が読み取れます。
無料配信という選択が持つ意味
もう一つ重要なのが、全話無料でYouTubeで配信するという点です。
これは、収益を直接得ることよりも、まずは「見てもらうこと」を最優先にしている表れだと思います。
サブスクリプションサービスでの独占配信という選択肢もあったはずですが、あえて無料でオープンに公開することで、より多くの人に触れてもらい、縦型ドラマというジャンルそのものを浸透させたいという狙いがあるのでしょう。
視聴者の裾野を広げることで、将来的にはマネタイズの方法も多様化できる可能性がありますよね。
縦型ドラマの制作における課題と挑戦
ここで少し、縦型ドラマを作ることの難しさについても触れておきたいと思います。
堂本光一さんのコメントにもあったように、「横の画角が狭い分、画を作っていくうえでのシビアさ」があるんですね。
従来の映像文法が通用しない世界
通常のドラマや映画は、横長の画面を前提に構図やカメラワークが設計されています。
複数の人物を横に並べて撮影したり、広い風景を見せたりする表現は、横長の画面だからこそ映える手法なんですよね。
ところが縦型の場合、横幅が極端に狭いため、従来のような構図が使えないという制約があります。
代わりに、人物を縦に配置したり、顔のアップを効果的に使ったり、縦の動きを強調する演出が求められるんですね。
これは映像制作の現場にとって、まさに新しい挑戦と言えるでしょう。
短い尺の中で物語を成立させる技術
さらに、ショートドラマという性質上、限られた時間の中で視聴者を引き込み、物語をしっかりと完結させる必要があります。
通常のドラマのように1話30分や1時間といった尺があれば、ゆっくりと人物背景を描いたり、伏線を張ったりする余裕がありますよね。
でも縦型ショートドラマの場合、数分から十数分という短い時間で視聴者の心を掴まなければいけません。
そのため、冒頭から強いフックを作る必要があったり、テンポの良い展開が求められたりと、脚本や演出の面でも高い技術が必要になるんですね。
スマホ視聴を前提とした音響設計
また、スマートフォンで視聴されることを前提とすると、音響面でも工夫が必要になります。
映画館やテレビのような大きなスピーカーではなく、小さなスマホのスピーカーやイヤホンでの視聴を想定した音作りが求められるんですよね。
セリフの明瞭さや、BGMのバランス、効果音の使い方など、細かい部分まで調整が必要になるでしょう。
今後のエンタメ業界への影響はどうなるのか
では、STARTOがこうした縦型ドラマに本格参入することで、今後のエンタメ業界にはどのような影響が出てくる可能性があるのでしょうか。
他の芸能事務所も追随する可能性
まず考えられるのは、他の大手芸能事務所やエンタメ企業も、縦型ドラマ市場に参入してくる可能性ですよね。
STARTOのような大手が先行して成功事例を作れば、他社も「うちもやらなければ」という流れになるのは自然なことです。
特に若手タレントの育成やプロモーションの場として、縦型ドラマは非常に効率的なプラットフォームになり得ると思います。
テレビドラマや映画に比べて制作コストが抑えられる上に、SNSでの拡散力が高いため、話題化しやすいというメリットがあるんですね。
テレビドラマとの棲み分けが進む
一方で、縦型ドラマがテレビドラマを完全に置き換えるということは考えにくいでしょう。
むしろ、それぞれが異なる役割を持つ形で棲み分けが進んでいくと予想されます。
例えば、テレビドラマは引き続き「じっくりと腰を据えて見る長編作品」として機能し、縦型ドラマは「スキマ時間にサクッと楽しむ短編エンタメ」として位置づけられるかもしれませんね。
視聴者にとっては、気分やシチュエーションに応じて選べる選択肢が増えることになります。
新しいクリエイターの登場機会が広がる
縦型ドラマという新しいジャンルが確立されることで、これまで映画やテレビドラマの世界に入りにくかった若手クリエイターにもチャンスが広がるかもしれません。
制作コストが比較的抑えられるため、新人監督や脚本家にとっては実績を積む場として活用しやすいんですよね。
また、SNSでバズることができれば、一気に注目を集めることも可能です。
そういった意味で、縦型ドラマは「新しい才能の発掘の場」としても機能していく可能性があると思います。
広告モデルやマネタイズ手法の多様化
今回のエスドラは無料配信ですが、今後は広告収入や企業とのタイアップ、グッズ展開など、様々なマネタイズ手法が試されていくでしょう。
例えば、作品内で特定のブランドの商品を効果的に配置する「プロダクトプレースメント」や、視聴者参加型のキャンペーンと連動させるといった手法も考えられますよね。
縦型ドラマは視聴者との距離が近く、SNSでの反応もリアルタイムで把握しやすいため、従来のドラマよりもインタラクティブな展開がしやすいという特徴があります。
ネットやSNSでの反応はどうなっているか
エスドラの発表を受けて、ネット上ではすでに様々な反応が見られています。
期待の声
堂本光一が縦型ドラマに挑戦するなんて、時代の変化を感じる。楽しみすぎる Xユーザー
無料でYouTubeで見られるのはありがたい。気軽に見られるからハードル低くていいよね Xユーザー
このように、ベテランアーティストが新しい形式に挑戦することへの期待感や、無料で視聴できることへの好意的な反応が多く見られますね。
特に若い世代からは「普段から見慣れている縦型の形式だから入りやすい」という声もあって、STARTOの狙いが的中している部分もあるのかもしれません。
不安や疑問の声
一方で、こんな声もあります。
縦型ドラマって、ちゃんとした映像作品として成立するのかな。単なる流行に乗っただけにならないといいけど Xユーザー
短い尺で物語を描ききれるのか心配。薄っぺらい内容になったら残念 Xユーザー
こうした懸念も、決して的外れではないと思います。
新しいジャンルだからこそ、どれだけクオリティを担保できるかが今後の成功のカギになるでしょうね。
藤井道人プロデューサーへの注目
藤井道人が縦型ドラマをプロデュースするって、すごく興味深い。どんな作品になるのか楽しみ 映画ファンのコメント
藤井道人さんのファンからは、彼が縦型ドラマという新しい領域でどんな表現を見せてくれるのかに対する期待の声が多く上がっています。
これまでの実績から考えても、単なる「話題作り」ではなく、しっかりとした作品性を持ったドラマになるのではないか、という期待感があるんですね。
エスドラの今後の展開で注目すべきポイント
最後に、今後エスドラがどのように展開していくのか、注目すべきポイントをいくつか挙げておきたいと思います。
視聴者の反応次第で内容が変わる可能性
縦型ドラマの強みの一つは、視聴者の反応をリアルタイムで把握しやすいことなんですね。
YouTubeのコメント欄やSNSでの反応を見ながら、今後の作品の方向性を調整していくことも十分に考えられます。
例えば、どんなストーリーが人気なのか、どんなキャラクターが支持されているのかを分析して、次回作以降に反映させていくことができるんですよね。
従来のテレビドラマではなかなか難しかったスピード感のある改善が可能になるでしょう。
続編や関連作品の展開
公式発表によれば、『記憶買収人』は今後不定期で続編が配信される予定とのことです。
人気が出れば、スピンオフ作品や別の視点からのエピソードなど、横展開も期待できますよね。
特に「クロノとは何者なのか」という謎が物語の核になっているようですから、視聴者の興味を引き続けるための仕掛けが用意されている可能性が高いと思います。
他のSTARTOアーティストの起用
6月以降も、timelesszの佐藤勝利さん、A.B.C-Zの橋本良亮さん、Aぇ! groupの正門良規さんと、STARTO所属の様々なアーティストが主演を務めていきます。
これによって、それぞれのファン層が作品を見に来ることで、エスドラ全体の認知度が高まっていくでしょうね。
さらに、今後もっと多くのアーティストが参加することで、プロジェクト全体が大きく育っていく可能性もあります。
海外展開の可能性
縦型ドラマはグローバルに展開しやすいフォーマットです。
YouTubeでの配信ということは、世界中のどこからでもアクセス可能ですよね。
字幕を多言語対応させることで、アジアを中心に海外での視聴者獲得も視野に入っているかもしれません。
特に、K-POPやアジアのエンタメコンテンツがグローバルに人気を集めている今、日本の縦型ドラマも同じ波に乗れる可能性は十分にあると思います。
まとめ:エスドラがエンタメの未来を切り開くか
STARTO ENTERTAINMENTが始める縦型ショートドラマ「エスドラ」は、単なる新しいコンテンツの一つではなく、エンタメ業界全体の新しい潮流を作る試みと言えるでしょう。
堂本光一さんを第1弾のメインに据えたことで、既存のファン層にしっかりとリーチしながら、縦型ドラマという新しいジャンルの認知を広げていく戦略が見て取れます。
藤井道人さんのような実力派クリエイターの起用や、無料配信という選択、複数のSNSプラットフォームでの展開など、若年層へのリーチとグローバル展開を見据えた総合的な戦略が背景にあると考えられますね。
今後、エスドラがどれだけの視聴者を獲得し、どんな作品を生み出していくのか、そして他の企業がどう追随してくるのか、注目していきたいところです。
私たちも一緒に、この新しいエンタメの形がどう育っていくのか、見守っていきましょう。
※新情報が入り次第、こちらに追記します